羽風薫と深海奏汰
旅は道連れ世は情け
奏薫奏
5万2000字レゾ
嘔吐昆虫の描写
死に関する描写
卒業から六年。失踪していた奏汰から電話がかかってきた。
「『したい』があるんです。ぼくだけじゃ、うめれません」
──奏汰くん、きみは、ひとを殺したの?
薫は奏汰を匿い、一年かけてデートをしようと持ちかける。
青色、砂浜、水平線。蝉の声が遠い。
「かおる、すきですよ。……おぼえてないんですか?」
鬱度・抽象度高め、希望ありのトゥルーエンド。青春とエモとミステリ。
※幼少期を捏造しています
門出
薫奏
2万字
嘔吐死に関する描写
卒業から6年後、薫は自身の歌唱力向上のためにアメリカ留学を決意する。
「奏汰くんさ、俺の家で一年間過ごしてくれない?」
奏汰は”留守番”をしながら、薫がスタッフから”門出のお祝い”として貰ったスイートピーを預かりベランダで水を遣るが…。
スイートピーとその花言葉をテーマとした合同誌への寄稿作品です。