新刊の話

宿罪の銀花

 

新刊脱稿しました!!!!
超俺タン、新刊あります!!落としたくなかったのでしっかり頑張りました。

「宿罪の銀花」詳細

自分がスケジュール調整をミスったせいで約1ヶ月しか執筆期間が取れなかったんですが、クオリティ的には満足いくものができたので意外となんとかなるもんだなあと思いました。
ただ、こういう成功体験の積み方はあんまりよくないですね。なんとかなるじゃん!ってなってしまう…。

今回もロゴも表紙イラストも自作です。
絵はクリスタの3Dポーズ素材をカメラぐるぐる回していいかんじの構図を作ってから描いています。クリスタはすごい。ものを脳内で回転させて描くのが苦手なので非常に助かる…。


 

新刊の内容「宿罪の銀花」は、ダークネスに行ってしまう藤原と愛を諦めない吹雪の話です。

前作「ミモザの福音」ではダークネスとかクリアーワールド周辺の話を扱えなかったので、今回は内容をそっち側に絞りました。
また、前作では「天上院吹雪(黒)」イメージだったんですが、今回は「天上院吹雪(純白)」として書いてます。
私が書くお話は特に記載がない限り全部別軸で解釈もちょっとずつ違うので、そういうことになってます。

「銀花」とは雪の結晶を花に喩えた言葉です。雪と花、冬と春のお話です。
「ミモザの福音」は月の話だったので、3作目書くとしたら鳥の話かなあ…とか。雪月花と花鳥風月ですね。


 

この本はカプ表記に掛け算を採用していないんですが、表記をどうするかマジでギリギリまで悩んでいて、色々考えてくうちに「左右を私が名言することで失われるものこそがこの本のテーマだ」と結論が出たので、「×」ではなく「⇆」表記にすることにしました。
性行の挿入方向により決定される攻め・受けという概念と私の作風との相性がよくないんです…。

とは言いつつ、押しカプのスケベはスケベとしてめちゃくちゃ見たいので、すべてを投げ捨てたあほえろコピ本も用意できたらいいなあ!!!
なにがなんでも全年齢でやるぞ!!という一種の縛りプレイを自分に課して新刊書いてたんですが、反動で今めちゃくちゃアホエロが読みたい。
藤原受けで超カワイイアホエロが読みたい。自分が読みたいものは自分で用意するのが一番手っ取り早くていいですね。

当日並んでたら笑ってください。